15. 300万円の慰謝料請求をされていた男性が慰謝料を支払わずに調停離婚できた事案

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依頼者:男性(50代)
職 業:会社員

1 相談に来られたきっかけ

相談者(男性)は、妻との性格の不一致から、妻が家を出て行く形で別居を開始しました。別居後、すぐに妻側から、離婚調停が申し立てられ、その中で相談者の妻に対する暴言や暴行を理由に慰謝料として300万円が請求されていました。
 

2 検討

本件においては、妻側が主張する相談者の暴言や暴行について、相談者は全面的に否定しており、その証拠が揃っていませんでした。
そのため、裁判になったとしても争うことが出来る事案だと考えました。

3 結果

離婚調停において、弁護士が同席し、妻側が主張する暴言や暴行を強く否定しました。
その結果、子どもの大学費用を相談者が一定金額負担することを条件に、慰謝料を支払わない形での離婚が成立しました。

4 所感

離婚調停においては、妻(夫)が離婚原因を主張するために、夫(妻)側の暴力等を主張することがよくあります。
身に覚えがないのにそのような主張をされている方は、まずは弁護士に相談してみてください。

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弁護士法人ふくい総合法律事務所

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