23. 30代男性が不貞相手の夫からの慰謝料請求を150万円減額できた事案

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依頼者:男性(30代)
職 業:会社員

1 相談に来られたきっかけ

依頼者(男性)であるAさんは、Xさん(女性)が結婚していることを知りながら不貞を行ってしまい、それがXさんの夫であるYさんの知るところとなりました。

その後、Aさんは、Yさんの弁護士を通じて慰謝料200万円を請求され、どうしたらよいか分からないということで、当事務所に相談にいらっしゃいました。

2 検討

事情を確認すると、不貞関係があったことは間違いないこと、他方、XさんYさんの夫婦は離婚予定がないことがわかりました。そのためAさんからXさんに対する求償権の放棄などを行うことで、慰謝料の減額は可能ではないかということをお伝えさせていただきました。

3 結果

Aさんとしては、不貞をしたことの罪悪感はあったため慰謝料を支払うことはやむを得ないと考えていらっしゃいましたので、当事務所で相手方との交渉を受任し、弁護士同士で交渉をいました。その結果、AさんがXさんに50万円の慰謝料を支払うことによる示談で解決となりました。

4 所感

慰謝料については相手の請求金額が過大なケースは実務ではよくあることです。慰謝料を払うつもりがあったとしても、それが適正な金額であるかについては、弁護士に一度相談されることをおすすめいたします。

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弁護士法人ふくい総合法律事務所

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