2. 相手が高額な請求にこだわり話ができません。応じないといけないのですか?

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相手が高額な請求にこだわり話ができません。応じないといけないのですか?

必ずしも応じないといけないわけではありません。

無理な約束をすると、後々に首を絞めることになるので、自分の支払える範囲で慰謝料支払いの約束をすることが大切です。

不貞の慰謝料請求を受けたとき、その金額が高額で驚くことがあります。
内容証明郵便で届いた請求書に、500万円や1000万円の支払いを請求する、などと書かれていることもあります。

相手が強硬で、1円たりとも減額しない、と言うこともあるでしょう。そのような場合、必ずしも相手の言い値の支払いに応じる必要はありません。

不貞の慰謝料には、相場があります。不貞が原因となり離婚するケースだと200~300万円程度です。
裁判をされても300万円を超える支払い判決は出にくいということなので、300万円を超えて支払う必要は、基本的にありません。相手が高額な要求にこだわって話ができないなら、無理に支払う必要はありません。

借金をしても慰謝料を支払おうとする方がいますが、お勧めできません。
借金をして相場を外れた無茶な慰謝料を支払って、得をするのは相手だけです。こちらは、高額な利息がついた借金の支払いに苦しむことになってしまいます。

相手が相場を外れた高額な支払にこだわって譲らないなら、ある程度裁判も覚悟した方が良いケースがあります。
判断に迷ったら、弁護士に相談しましょう。

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弁護士法人ふくい総合法律事務所

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